Magic: The Gathering公式が発表していたMTG Arenaの大規模なカード調整が、2026年9月22日に適用されました。
今回の変更では、テーブルトップ版が存在する200枚以上のリバランスカードが、紙のMagicと同じ本来のカード性能へ戻されます。
これに伴い、Historicでは5枚、Brawlでは1枚のカードが禁止となりました。
本記事では、9月22日に適用されたカード性能変更と禁止カード、今後のMTG Arenaへの影響を公式情報をもとに整理します。
MTG Arenaで200枚以上のリバランスカードが元の性能へ
2026年9月22日から、MTG Arenaで独自に性能調整されていたカードのうち、テーブルトップ版が存在する200枚以上のカードが本来の印刷版と同じ性能へ戻されました。
これまでMTG Arenaでは、一部のカードについてデジタル環境向けにマナ・コストや能力などを変更したリバランス版が使用されていました。
今回の変更によって、対象カードは使用可能なすべてのフォーマットでテーブルトップ版と同じ性能になります。
Historicでは5枚が禁止
リバランス版を元に戻すことで一部カードが大幅に強化されることから、Historicの禁止カードリストも同時に変更されました。
- Galvanic Discharge
- Guide of Souls
- Nadu, Winged Wisdom
- Sorin, Imperious Bloodlord
- The One Ring
上記5枚は2026年9月22日からHistoricで使用できません。
BrawlではNadu, Winged Wisdomが禁止
Brawlでは「Nadu, Winged Wisdom」が禁止となりました。
Magic公式は、テーブルトップ版のNaduについて、Brawlのどの階層においても対戦して楽しく公平なカードにはならないと判断したことを説明しています。
これまでMTG Arenaで使用されていたリバランス版ではなく、元のテーブルトップ版へ戻ることを踏まえた禁止指定です。
TimelessとCompetitive Brawlは禁止変更なし
今回の大規模なカード性能変更に伴う禁止カードリストへの影響は、すべてのフォーマットで同じではありません。
| フォーマット | 9月22日の禁止変更 |
|---|---|
| Historic | 5枚を禁止 |
| Timeless | 変更なし |
| Brawl | Nadu, Winged Wisdomを禁止 |
| Competitive Brawl | 変更なし |
TimelessやCompetitive Brawlでもカード性能自体が元に戻る対象は存在しますが、今回それに伴う新たな禁止カードは追加されていません。
デジタル専用Alchemyカードはどうなる?
今回元の性能へ戻されるのは、テーブルトップ版が存在するリバランスカードです。
MTG Arena専用として作られたデジタル限定のAlchemyカードが削除されるわけではありません。
デジタル専用Alchemyカードは引き続きMTG Arenaに残り、Historic、Timeless、Brawl、Competitive Brawlなど対応するフォーマットで使用できます。
公式は、必要に応じて今後もデジタル専用Alchemyカードを禁止またはリバランスする可能性があるとしています。
Alchemyフォーマット自体は2027年2月2日に終了予定
今回の変更は、MTG ArenaにおけるAlchemyの今後を整理する大規模な方針変更の一部です。
公式は、次回のスタンダードローテーションにあわせてAlchemyフォーマットを終了すると発表しています。
現時点で予定されている終了日は2027年2月2日です。
- Alchemy Play
- Alchemy Ladder
- Alchemy Constructed
- Alchemy Direct Challenge
- これらのBest-of-Three版
上記などのAlchemy関連モードが削除される予定です。
Alchemy: Reality Fractureが最後のAlchemyリリースに
2026年10月13日に予定されている「Alchemy: Reality Fracture」が、MTG Arenaで計画されている最後のAlchemyリリースとなります。
Alchemy終了に向けた記念イベントなども予定されています。
デッキを使う前にカード性能と禁止指定を確認
今回の変更は200枚以上が対象となるため、禁止カードだけを確認すればよいわけではありません。
これまでリバランス版を前提として組んでいたデッキでは、カードのコストや能力などが変化している可能性があります。
特にHistoricやBrawlをプレイしている場合は、以前使用していたデッキをそのまま使う前に、各カードの現在のテキストと禁止カードリストを確認しておきましょう。
まとめ
- 2026年9月22日にMTG Arenaの大規模変更が適用
- テーブルトップ版が存在する200枚以上のリバランスカードが元の性能へ
- Historicでは5枚が禁止
- BrawlではNadu, Winged Wisdomが禁止
- Timelessは今回の禁止変更なし
- Competitive Brawlも今回の禁止変更なし
- デジタル専用Alchemyカードは引き続き利用可能
- Alchemyフォーマットは2027年2月2日に終了予定
- Alchemy: Reality Fractureが最後のAlchemyリリース予定
今回の変更は、単なる禁止カード追加ではなく、MTG Arena独自にリバランスされていた200枚以上のカードをテーブルトップ版と同じ性能へ戻す大規模なものです。
HistoricやBrawlでは環境への影響も予想されますが、実際のメタゲームがどのように変化するかは今後の対戦データを確認する必要があります。現時点で特定のデッキの高騰・弱体化を断定することはできません。
情報源
- Magic: The Gathering公式「MTG Arena State of the Formats 2026」(2026年9月11日公開)
- Magic: The Gathering公式「MTG Arena Announcements – September 14, 2026」

